TOP| 更新情報| イベントの紹介| 性教協の紹介| 性教育関連資料| 性の相談| リンク| メンバー

性と性教育の相談Q&Aシリーズ

第五回 息子はまだ5歳なのに・・・(性的な質問)

Q:息子はまだ5歳なのに この頃 時々性的な質問をします。どうしたら そんなことに興味を持たなくなりますか。(母親)
A:子どもはたくさんの質問をしながら育ちます。「なぜ 風は吹くの?」「なぜ、おばあちゃんの顔には皺があるの?」------- 暮らしの中で気がついたことは何でも尋ねます。
 お母さんのおっしゃる「性的」な質問は、そのたくさんの質問の中の一つに過ぎないのではありませんか。たまたま混じり込んだ質問なのに それだけを取り上げて「性的な」と区別するのは、子どものあり方というより、私たちおとなの考え方なのかもしれません。
 「赤ちゃんは、どこから生まれるの?」
 「男の子は立っておしっこするけど、女の子はなぜしゃがんでするの?」
 子どもは、性やからだについて、こんな質問をするでしょう?質問ですから、答えること答えようとすることが大切ですが、尋ねられた時、どう答えてよいか、分からなかったり、こんな話はまだ早いと思ったりしたために、聞こえない振りをしたり、笑って嘘でごまかしたりしてしまったことはありませんか。
 そんな時、子どもは、性やからだの話は何かよくないことだと思い込んだり、このおとなは時と場合によっては、自分を無視したり、ごまかしたりする人だという不信を持ってしまう心配があります。
 「まだ早い」と考える人は少なくないのですが、実は子どもは、どんなに幼くても、やがて、おとなになっていく道程の中で性やからだについての興味も関心もちゃんと備え持っています。従って、興味関心を隠すように仕向けることはできても、興味を持たせない方法はありません。
 子どものたくさんの質問に混じり込んでくる性やからだについての質問はぜひ大切にしたいものです。そのためには、まず、私たちおとなが、性やからだについて、科学的で正確な知識や考え方を身につける必要があるでしょう。
次回からは、からだや性を子どもたちに具体的にどう語るのかについて書きます。(安達倭雅子)

 Q&Aシリーズ一覧を見る  戻る