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性と性教育の相談Q&Aシリーズ

第一回 おとなになるって

Q:おとなになるって どんなこと?
A:生きものの子どもは、いつか みんなおとなになります。おとなと子どもの違いは、おおづかみに言って三つほどあげられます。
 一つ目は、おとなは生きている環境についてよく理解して暮らす力(社会性)を持っています。
 二つ目、おとなは、自分で自分の食べ物をとってくる力、人間で言えば働いてお金を手に入れて生活を支える力(経済性)を持っています。
 三つ目は子どもをつくる力(生殖性)を持っているのがおとなですが、人間の場合は老人になって子どもをつくらない人生の時間もあります。
 三つ目の目安は、女の子に月経があること、男の子が射精をすることができるようになることです。月経や射精については、このシリーズの中で詳しく説明します。
 一つ目、二つ目、三つ目は同時に整うわけではありません。現在の日本の社会のあり方の中では、子どもたちが一番に身につけるのが三つ目の生殖性です。女の子の月経は早ければ九歳、遅くとも十八歳頃までに、男の子の射精は女の子より一年ほど遅く始まるといわれています。なぜ男の子が女の子に比べて、一年ほど遅れておとなになるのか、その理由はまだ明らかではありません。
 月経が始まったり射精することができたりすることを「それは、おとなになる準備が始まった」と表現する人がいますが、正確には三つの中の一つ、生殖性という部分ではおとなになったと言う方が事実に近いと思います。

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