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ヒューマン・セクソロジー
生きていること、生きていくこと、もっと深く考えたい

書名:ヒューマン・セクソロジー
著者:狛潤一 佐藤明子 水野哲夫 村瀬幸浩
発行所:子どもの未来社
定価:2,300円+税 
版型:AB判変型/並製
初版発行日:2016年7月27日
ISBN 978-4-86412-111-8 C0037


性を学ぶすべての人へ
本書は、学生・市民および性の健康や教育にかかわる人たちの性的教養を深める手助けとなるテキストとして編みました。 私たちは、「セクシュアリティ(性と生のあり方)は人間であることの中心をなすテーマであり、人権そのものである」と考えています。セクシュアリティに関する確かな学びは、一人ひとりの視野を広げ、慎重で自分自身と他者を尊重した性行動の可能性を増大させるでしょう。 本書での学びを出発点として、さらに豊かなセクシュアリティの道を拓いていかれることを心から期待しています。

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ヒューマン・セクソロジー 目次

はじめに―性を学ぶ視点に関して
Chapter T 性の多様性とジェンダー・セクシュアリティ平等
Section 1 性の多様性―性別について考える
@ 性腺原基から精巣、卵巣へ
A 内性器、外性器の性分化
B 脳もまた分化する
C さらに複雑な性分化のしくみ
D 性別自認と性的指向
E 「〜らしさ」のとらわれ、呪縛
  【村瀬幸浩】
Section 2 ジェンダー・セクシュアリティ平等
@ 自然はオス・メスだけなのか
A 「人間と性」に関する認識のあゆみ
 (a)人間の性=セックス
 (b)人間の性を「セックス」と「ジェンダー」としてとらえる
 (c)セックスとジェンダーの関係を問い直す
 (d)セックスもジェンダーによって作られる
 (e)大切な概念―セクシュアリティ
B セクシュアリティの基本的な特徴――多様性
C 性的マイノリティ(LGBT)をめぐって
 (a)「LGBT」と「セクシュアル・マイノリティ」
 (b)大規模調査から見えてくるもの
 (c)直面している問題
 (d)性的マイノリティを忌避する考え
 (e)はじまっているさまざまな取り組み
D 男女平等からジェンダー・セクシュアリティ平等へ
 (a)人権・平等概念の拡大
 (b)ジェンダー・セクシュアリティ平等をめぐって
 (c)ジェンダー・セクシュアリティ平等のゆくえ
E ジェンダー・セクシュアリティ平等――日本の現状
 (a)世界の中の日本
 (b)教育
 (c)雇用・労働・生活
 (d)政治参画
   【水野哲夫】
Chapter U 生殖をめぐる科学と人間関係
Section 1 生殖のためのからだの機能
@ 男子のからだの変化とそれに伴う行為
 (a)射精
 (b)セルフプレジャー(自慰)
A 女子のからだの変化とそれに伴う行為
 (a)ホルモンの働きと排卵・月経
 (b)月経前症候群(PMS)と月経困難症(月経痛)
 (c)セルフプレジャー(自慰)
Section 2 生殖と性
@ 妊娠と出産
 (a)妊娠はいつから始まったとされるのか
 

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