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第41回 全国夏期セミナー中国大会in広島

いま、広島で考える平和に生きる権利
 ―個人の尊厳とジェンダー平等を実現する性教育を!―

大会テーマ
いま、広島で考える平和に生きる権利
   ―個人の尊厳とジェンダー平等を実現する性教育を!―
 人間の性は政治、経済、歴史、文化に深く結びついています。戦争にも深く関係しています。2月に始まったロシア政府によるウクライナ侵攻は巨大な暴力そのものです。性教協は3月はじめの緊急声明で、ロシア軍の侵攻即時停止と撤退を強く求めました。
 戦争は人びとを傷つけ、生命を奪い、街を破壊し、強制連行や性暴力などによって人権を侵害するものです。戦争をはじめとした暴力的な環境の下では組織的な性暴力が日常化し、個人の尊厳が侵害されてきました。また、国家目的の遂行のためにジェンダー不平等が固定され、利用されてきました。平和な社会であってこそ、人権もジェンダー平等も大切にされ得るということを再確認しましょう。
 被爆の惨劇から復興を遂げた広島の地で開催する全国夏期セミナーに参加される皆様、より広い視野で平和について考え合いましょう。個人の尊厳とジェンダー平等を実現するための性教育について学び合いましょう。そのことは現実を変えていく確かな力になるはずです。
(〜大会ロゴマークについて〜)
会場及び参加費等
開催日 2022年 7月30日(土)〜 7月31(日)
  *今回の夏期セミナーは2日間の日程での開催となります。
会場 現地会場参加とZoom配信によるオンライン講座のハイブリッド方式で開催します。
(Zoom配信によるオンライン講座って?)

現地会場
広島国際会議場  広島市中区中島町1−5(平和記念公園内)



参加費
  二日間 一日のみ
一般  6,500  3,500
全国会員  5,500  3,000
学生  一般:1,500
 全国会員:1,000
 中高生:500
 一般:1,500
 全国会員:1,000
 中高生:500
障がい者  会員・一般:1,500  会員・一般:1,000

※会場参加人数は1日目〜最大160人、2日目〜各70〜90人とかなり限定されます。また、感染状況によっては、すべてオンライン開催となる可能性もあることを予めご了承ください。
参加申込 現地会場参加の申し込みについては現地での申込受付も!

 現地会場参加の申し込みについては7/20に締め切りましたが、現地会場の参加者枠にまだ若干の余裕がありますので、現地参加ご希望の方は当日現地会場にて参加申し込みを受け付けることになりました。
 ただし、現地受付の場合2日目は必ずしも希望する分科会・模擬授業の会場に参加できるとは限りませんことをご了承ください。

 オンライン参加の申し込み締め切りは 7/28(木)

  オンライン参加を申し込む
夏期セミナー実行委員長:塩塚秀美(性教協幹事)
現地実行委員長:河野美代子(性教協広島サークル)
副実行委員長:谷村久美子(性教協幹事)/金子由美子(性教協代表幹事)
現地事務局長:城 英介(性教協広島サークル代表・性教協ブロック幹事)
日程及びタイムテーブル
 
7/30(土)
7/31(日)
11:00〜
受付 
12:00〜12:15
開会挨拶 
12:15〜12:45
基調報告
12:45〜14:15
記念講演
14:30〜16:00
理論講座 
16:15〜18:00
シンポジウム
18:15〜19:00
模擬授業&分科会の打ち合わせ
8:30〜
受付
9:00〜11:45
模擬授業と分科会1
12:00〜13:00
ランチタイムセミナー
13:30〜16:15
模擬授業と分科会2
16:30〜17:00
閉会行事
 
 

大会プログラム

7月30日(土)  広島国際会議場&Zoom配信
11:00 受付開始
12:00〜12:15
開会挨拶
夏期セミナー実行委員長 塩塚秀美
12:15〜12:45
基調報告
金子由美子 性教協代表幹事・夏期セミナー副実行委員長
12:45〜14:15
記念講演








平尾直政さん
きのこ会(原爆小頭症被爆者と家族の会)事務局長/中国放送記者

テーマ

「原爆が遺した子ら」

プロフィール
1963年生まれ、広島修道大学卒、現在 広島修道大学大学院修士課程在学中
1991年より「原爆小頭症」を取材。ライフワークとしてテレビやラジオでドキュメンタリー番組を制作。1996年より原爆小頭症被爆者と家族の支援活動に参加し、2009年からはきのこ会事務局長に。現在は支援と取材を続けながら、大学院生として原爆小頭症被爆者とその関係者のライフストーリーを研究。

原爆小頭症に関する主な制作番組
「おとう」(1996)、「小さな島の片隅で」(2002)ギャラクシー賞選奨、「絆」(2005)JNNネットワーク協議会賞奨励賞、「燈燈無尽」(2006)ギャラクシー賞優秀賞・日本民間放送連盟賞優秀賞、「原爆が遺した子ら」(2017)地方の時代映像祭選奨、「おーい、聴こえますか?」(2020)
14:30〜16:00
理論講座
「生命(いのち)の安全教育」をのりこえて
〜「性と人権」・「暴力と安全の確保」に関わる
             教育プログラムを考える〜

 2023年度から全ての公立学校で実施することになっている「生命(いのち)の安全教育」。「子供を性暴力の当事者にしないため」という位置づけなのですが、現在のプログラムでその目標は実現できるのでしょうか。理論と実践の両面から検討していきます。

水野哲夫さん
 一橋大学等非常勤講師・性教協代表幹事
 「季刊セクシュアリティ」編集長
16:15〜18:00
シンポジウム
個人の尊厳とジェンダー平等を実現する性教育を
             どうやって実践してきたか


 これまで性教協が積み上げてきた包括的性教育を実践している方々にお話を伺います。
 子どもたちのどういった現実から、何を大事にして、どのような連携をつくって、どのように性教育を実践してきたのでしょうか。子どもたちや教員、学校全体での変化の兆しなど、包括的性教育の成果と課題を共有します。

話題提供者
  岡野さえ子さん(特別支援学校教員・山口性教協・性教協障がい児者サークル )
  北山ひと美さん(和光小学校 和光幼稚園校園長・性教協幹事)
  樋上典子さん(元公立中学校教員・性教協幹事)
司会
  渡辺大輔さん(埼玉大学教員・性教協幹事)
18:15〜19:00 <模擬授業&分科会の打ち合わせ>

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7月31日(日)広島国際会議場&Zoom配信
  受け付け開始 8:30〜9:00
  模擬授業・分科会1 9:00〜11:45
  
(模):模擬授業  (分):分科会
  区分 タイトル 模擬授業・分科会 内容紹介 担当サークル
1 小学校高学年
(模)
生命誕生〜中学生になる自分へ〜 小学校から中学校へ向かう時には、誰でも不安を感じることがあります。胎児の力を知ることで、たくましい生命力をもっていることに気づき、自分に自信がもてることを目指した取り組みを紹介します。
島根まつえ
2 特別支援学校中学部
(模)
障害のある子どもたちと学ぶマスターベーション 支援学校中学部では、重い知的障害の男子が自分の性器を触っている姿、「ダメ」と言われて困っている姿をよく目にします。そこで、性的に自立した素敵な大人になるための授業を考えました。 山口
3 一般
(分)
まるっとさきたま!
これまでの歩みとこれから、運営〜学習会まで全部見せっ
協働していく楽しさを皆さんと再確認しながら、これからの性教育実践を創造していきます。サークル運営の紹介とあわせ、「包括的性教育」を軸とした学習会&「Zoom活用術」も楽しめます。 さきたま

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7月31日(日)ランチタイムセミナー 12:00〜13:00
 
12:00〜13:00
現地企画
ランチタイムセミナー 河口和也さん(広島修道大学人文学部教授)

性の多様性を巡る日本社会の変化とこれからの課題

 この30年にわたり、日本社会は性をめぐって大きく変化してきています。性の多様性という考え方が社会に浸透しつつあるなかで、何が変わり、何が変わっていないのか、そしてこれから課題になることは何かを考えてみたいと思います。

プロフィール
専門は社会学、性的マイノリティに対する社会意識と政策の研究、地方都市で生活するLGBTに関する研究を行う。ゲイの当事者として 教育関係者・行政関係者・企業関係者に対して、LGBT対応関連の講演活動を実施。 広島県男女共同参画財団LGBT関連顧問。
主な著書
『ゲイ・スタディーズ』(1997年 青土社)、『クィア・スタディーズ』(2003年 岩波書店)、『同性愛と異性愛』(2010年 岩波書店)、『教養のためのセクシュアリティ・スタディーズ』(2018年 法律文化社)

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7月31日(日)
  模擬授業・分科会 13:30〜16:15
(模):模擬授業  (分):分科会
  区分 タイトル 模擬授業・分科会 内容紹介 担当サークル
4 中学生
(分)
「男らしさ・女らしさ」から「自分らしさ」へ 子ども達の中にある「男らしさ・女らしさ」のイメージを崩し、自分らしさを大切にする中学生対象の授業づくりを基に、学校職員も巻き込んで、性の多様性への取り組みを広げた実践です。共に学びましょう。
長野
5 小学校
低学年
(模)
だいじなからだ・だいじなこころとプライベートゾーン〜性教育のあたたかな土台づくりを目指して〜 小学校1年生、ここから始まる性教育の土台づくりを、プライベートゾーンの指導を通して行います。体と心の両面からのアプローチで「自分って大事だなぁ」と心がほぐれる指導を目指しました。 岡山
6 一般
(分)
「こころもからだもいろいろ、彩り豊かでええじゃん!」ってどうゆうこと!? 自分の性への違和感、そこから生じる生きづらさを抱えた子どもたちや、その保護者のサポートスペース「ここいろhiroshima」の活動から「性の多様性」と教育について一緒に考えましょう。 広島
16:30〜17:00 閉会行事

 ・2日間のまとめ 実行委員会から
 ・2023年 「第42回全国夏期セミナー鹿児島大会」 実行委員会から
 

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申し込み方法詳細

【イベント申し込みサイトpeatixからチケットをご購入下さい。】
★今大会は、会場に入れる人数が限定されるため、【会場参加用】と【オンライン参加用】という別々のチケット購入サイトを用意しました。締め切り日も違います。お間違いのないようにしてください。
会場参加の人がオンライン参加に切り替えることはできますが、オンライン参加を会場参加に切り替えることはできないことを予めご理解ください。

○ 2日間参加、31日のみ参加予定の方は、31日午前午後の模擬授業・分科会参加希望を決めてから、チケットをご購入下さい。購入途中のフォーム記入時に、希望を問う項目があります。

【会場参加希望】現地会場での当日受付も
 現地会場参加の申し込みについては7/20に締め切りましたが、現地会場の参加者枠にまだ若干の余裕がありますので、現地参加ご希望の方は当日現地会場にて参加申し込みを受け付けることになりました。
 ただし、
現地受付の場合2日目は必ずしも希望する分科会・模擬授業の会場に参加できるとは限りませんことをご了承ください。


【オンライン参加希望】 購入締め切り 7月28日(木)
必ず以下のpeatixサイトからチケットをご購入下さい。

  peatixからオンライン参加を申し込む



※Peatixについて
◎チケットを購入するためには、Peatix への登録が必要となります。 
*ご自身のメールアドレス、任意のパスワード、名前(ニックネーム可)を登録します。
◎購入代金の支払いは、クレジットカード払い、コンビニ払い、PayPal(銀行払いができる)から選べます。
*支払い期限を過ぎると、もう一度最初から買いなおす必要があります。
◎7/29には、ZoomミーティングルームのURL、ID、パスコードと資料ダウンロードURLお送りします。

オンライン講座とは?

◎必要な機材・・・ PC、タブレット、スマートフォン

1)アカウントを作成しない場合
主催者から送られてきたミーティングルームのURL にアクセスし、ミーティング  ルームのID、パスコードを入力します。(これを、「ミーティングルームに入る」=「参加する」と表現します)

2)アカウントを作成する場合
@ZoomのHPからアプリをダウンロードします。
Aアカウントを作成するために、ZOOMにご自身のメールアドレスと任意のパスコードを登録します。なお、Google、Facebookのアカウントがある場合はそれも使用できます。
AZoomアプリを起動し、「ミーティングに参加」をクリックします。そこにミーティングルームのIDとパスコードを順番に入力し、ミーティングルームに入ります

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大会ロゴマークについて

 2002年8月に全国夏期セミナーが広島で開かれました。その時に作ったロゴを今回も使いたいという声が広島のスタッフの間で上がり、中国ブロック各サークルにも賛同してもらえました。人と人がつながるHをテーマにしたロゴ、広島のH、ヒューマンのH、そしてこの度のテーマである平和のH。2002年にこのロゴを作って頂いたnancyさんにお願いしてあらたに作っていただきました。そう、あの今を時めく弁当作家のnancyさん作なのですよ〜。
 

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■セミナーの内容についてのお問い合わせ
セミナーの内容についてのお問い合わせは『“人間と性”教育研究協議会(性教協)本部・事務局』にお問い合わせください。

一般社団法人“人間と性”教育研究協議会(性教協)本部・事務局
〒151-0071 東京都渋谷区本町1丁目7番16号 初台ハイツ1006号
TEL 03-3379-7556  FAX 03-3379-7561
E-mail jimu@seikyokyo.org
※電話は火・木曜日の午後1時〜4時に受け付けています。
お急ぎの場合は、FAXまたはE-mailにて用件をお知らせください。

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