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辺野古新基地現場への土砂投入に抗議するアピール

■辺野古新基地現場への土砂投入に抗議するアピール

沖縄県"人間と性"教育研究協議会
「第33回理論と実践講座in沖縄」参加者

 

 12月14日(金)、ついに安倍政権は、沖縄の多くの県民の反対を押し切って、青々と輝き広がっていた名護市辺野古の海に土砂を投入しました。これはまさに、これまで沖縄県民が、国政選挙や知事選挙で何度も示した辺野古新基地建設反対の民意を一顧だにしない暴挙であり、民意によって成り立つ民主主義の崩壊でもあり地方自治を否定するものです。政府は埋め立てを強行することにより県民が諦めることを狙っていますが、辺野古に集う反対する県民の行動は決して屈しないという決意をますます強め、むしろ政府に対する怒りは、ますます強く燃え上がっています。
 去る5日、岩屋防衛大臣は米軍普天間基地の名護市辺野古への移転は「日米同盟のためではなく日本国民のためだ」と発言しました。この言葉を聞くと基地の移設によって様々な被害の当事者である沖縄県民は、まるで日本国民には属しないとも聞こえます。これは沖縄県民が長年指摘した沖縄に対する構造的差別に他なりません。
 これまで沖縄県民は、日本における総米軍基地の70%が日本全土の総面積の0.6%しかない沖縄に集中している現状に対して基地撤去や基地の整理縮小を訴えてきました。そのたびに政府や安倍政権は「沖縄県の思いに寄り添って」「沖縄の基地負担軽減を進める唯一の解決策」と詭弁を弄しながら基地政策を進めてきましたが、その結果が沖縄県民の民意を無視した辺野古新基地建設現場への土砂投入という暴挙です。
 私たち「"人間と性" 教育研究協議会」(略称:性教協)は「科学、人権、自立、共生」の理念のもとに研究活動を進めています。人権と共生の視点から考えても、辺野古新基地現場への土砂搬入・投入という国の行為は、民意を踏みにじり、沖縄県民の人権と共生を破壊する暴挙と言わざるを得ません。私たちは強い憤りを禁じえません。強く抗議します。
 私たちが学んだ2日間の中での大きな狙いは沖縄の平和の言葉「命どぅ宝(ヌゥチドゥタカラ)」(命こそが唯一の宝だ)を沖縄の地で全国の理論と実践から学び取り、全国各地に持ち帰って仲間たちと共有することです。
 これ以上沖縄に米軍基地はいらない。辺野古に新基地はいらない。沖縄県民の民意を守れ。沖縄のいや日本全国の子どもたちに豊かな自然と平和な未来をつないでいくために、私たち「性教協」は、辺野古新基地への土砂搬入・投入に抗議します。

2019年1月6日
性教協「第33回理論と実践講座in沖縄」にて


 

 

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