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「はどめ規定」撤廃 9.10緊急シンポジウム

"人間と性"教育研究協議会(性教協)
「はどめ規定」撤廃署名活動実行委員会

「はどめ規定」撤廃署名活動キックオフ緊急シンポジウム
 ―「はどめ規定」をなくして、
    いまこそ当たり前の性教育をこの国に―

主催 "人間と性"教育研究協議会(性教協)・「はどめ規定」撤廃署名活動実行委員会

期日 9月10日(水) 午後7時から9時

場所 ふれあい貸し会議室 新宿No73 
    東京都新宿区新宿4-2-21 新宿相模ビル7階
    JR山手線 新宿駅 徒歩2分
    東京メトロ副都心線 新宿三丁目駅 徒歩1分

ハイブリッド開催 動画を撮り、YouTubeで限定公開する

参加費 無料ですがZoom情報、資料等配布のためPeatixからお申し込みください。

締め切り 9月9日 午後3時
 

プログラム

1、開会挨拶 主旨説明

2、シンポジウム 登壇者
   尾木直樹さん(教育評論家)
   染矢明日香さん(NPO法人ピルコン代表)
   樋上典子さん(元中学校教員 性教育実践者)
  コーディネーター
   福田和子さん(♯なんでないのプロジェクト代表)

 いわゆる「はどめ規定」について多角的に明らかにするとともに、「はどめ規定」を撤廃することで開ける性教育の展望についても豊かにお話していただけることと思います。

3,閉会挨拶 行動提起
 

シンポジウム主旨

 私たちは、性教育を前進させ、広げていくために、文科省に「はどめ規定」の撤廃を求める署名を呼びかけています。
 このたび署名活動のキックオフとなる緊急シンポジウムを開催します。
 シンポジストは、教育評論家の尾木直樹さん、NPO法人ピルコン代表の染矢明日香さん、元中学校教員で性教育実践に取り組んできた樋上典子さん、コーディネーターは「#なんでないのプロジェクト」の福田和子さんです。
 いわゆる「はどめ規定」について多角的に明らかにするとともに、「はどめ規定」を撤廃することで開ける性教育の展望についても豊かにお話していただけることと思います。

◆「はどめ規定」とは
 いわゆる「はどめ規定」とは、現在の小学校理科や中学校保健の学習指導要領にある「受精に至る過程」や「妊娠の経過」を「取り扱わないものとする」という文のことです。

◆「はどめ規定」は性教育を妨げている
 現場の教員の多くがこれを「性交については教えてはいけないということ」と解釈しているほか、教育委員会や管理職から、「はどめ規定があるから、性交などは教えないように」との指示を受けたという声も多数あります。

◆性に関する正確な知識で子どもたちを守りたい
 不充分な性教育しかない現状では、多くの子どもたちがインターネット上の不正確で暴力的な性情報に触れ、誤った理解を持ってしまうリスクがあります。これは、性感染症や予期せぬ妊娠、そして性暴力の被害を拡大させる一因となっています。
 包括的な性教育が子ども・若者の性行動に与える影響を心配する方もいますが、国際的な実証研究では、科学的・包括的性教育を受けると性行動は慎重になるという結果が出ています。
 性教育の貧困は、子どもたちの命と未来に直結する深刻な問題です。科学的で人権に根ざした包括的性教育をすべての子どもたちに届けるためには、教える内容を狭め、教員の萎縮を招くような「はどめ規定」は必要ありません。

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