2026年8月1・2日 第45回全国夏期セミナー長野大会in松本

包括的性教育をだれもが学ぶために
  -分断や排除を超えて、
    「個人の尊厳」を保障する地域へ-

 2026年の第45回全国夏期セミナーを長野県松本市で開催します。会場での対面開催と全国どこからでも参加できるオンライン参加のハイブリッド開催を準備しています。
 開催地である長野県では、「人権教育」と「性教育」を柱にした「長野県子どもを性被害から守るための条例」が2016年に制定され、「りんごっ子保健室キャラバン隊」の活動も注目されています。条例も活かしながら性教育を地道に広げてきた経験から大いに学びたいものです。
 世界をみれば、ウクライナ、パレスチナのガザ地区、イラン、さらに各地で戦火が広がっています。テレビで映し出される映像には灰色の廃墟が目に広がります。世界は分断の中にあります。その最大の犠牲者は子どもたちです。被爆国であり、憲法9条のある国だからこそ平和、人間の尊厳、寛容、連帯、正義の連結役を担っていきたいと思います。
 では日本の子どもたちは、いまのびのびと幸せな人生を歩んでいるといえるでしょうか。不登校、いじめ、暴力行為の発生件数などの統計で過去最悪を更新し続けています。一人ひとりの人生のはじめに、私たちおとなは何を子どもたちに贈ることができているのでしょうか。包括的性教育を通して子どもたちに語りかけ、学びあいの場をつくることを心から呼びかけます。
 「包括的性教育をだれもが学ぶために」を合言葉に、地域と全国に広げていく実践と研究を交流するセミナーに、ぜひ会場で、リモートで参加し、語りあい学びあいましょう。

日程 2026年8月1日(土)、2日(日)
会場 松本市中央公民館(Mウイング)(1日目)
(〒390-0811長野県松本市中央1丁目18-1)
松本市勤労者福祉センター(2日目)
(〒390-0811長野県松本市中央4丁目7-26)
参加費

  2日間 1日のみ
一般 6,500円 3,500円
全国会員 5,500円 3,000円
学生・ユース
(30歳未満の方)
一般 1,500円
全国会員 1,000円
一般 1,500円
全国会員 1,000円
中高生 500円 500円
障がい児 会員・一般 1,500円 会員・一般 1,000円
申込方法

今大会は、【会場参加用】または【オンライン参加用】の別々のチケットをご購入いただきます。会場参加用チケットからオンライン参加用チケットへの変更は可能ですが、オンライン参加用チケットから会場参加用チケットへの変更は初日のみ可能です。また、初日会場参加希望で、2日目オンライン参加希望の場合は、オンライン参加希望より申し込みをしてください。なお、会場参加用チケットからオンライン参加用チケットへの変更を希望する場合、必ずpeatixのメールまたは online.seikyokyo@gmail.com にご連絡ください。

現地会場参加希望の方
◇チケット購入締切り
コンビニ・ATM払い:会場参加希望者は、7月20日(月)
クレジットカード払い:会場参加希望者は、7月21日(火)
 現地両日参加の方はこちらから
 現地一日のみ参加の方はこちらから

オンライン参加希望の方
◇チケット購入締切り
コンビニ・ATM払い:会場参加希望者は、7月27日(月)
クレジットカード払い:会場参加希望者は、7月28日(火)
 オンライン両日参加の方はこちらから
 オンライン一日のみ参加の方はこちらから

保育申込のご案内
8月1日(土)2日(日)に保育を行います。
詳細確認及びお申し込みはこちらからからお願いします
<保育申込期間:5/15(金)~7/10(金)>
後援 長野県/長野県将来世代応援県民会議/松本市/松本市教育委員会/塩尻市教育委員会/安曇野市/安曇野市教育委員会/上田市教育委員会/佐久市教育委員会/小諸市教育委員会/伊那市教育委員会/飯田市教育委員会/大町市/大町市教育委員会/駒ヶ根市教育委員会/辰野町教育委員会/箕輪町教育委員会/飯綱町/飯綱町教育委員会/御代田町教育委員会/池田町教育委員会/松川村教育委員会/社会福祉法人長野県社会福祉協議会/国立大学法人信州大学教育学部/国立大学法人信州大学医学部/長野県看護大学/公立大学法人長野大学/松本短期大学/松本看護大学/佐久大学・佐久大学信州短期大学部/長野県教職員組合/長野県民間教育研究団体連絡協議会/社会医療法人抱生会 丸の内病院/医療法人和心会 松南病院/一般社団法人長野県医師会/一般社団法人松本市医師会/公益社団法人長野県看護協会/一般社団法人長野県助産師会/信濃毎日新聞社/SBC信越放送/一般社団法人アウェア/一般社団法人 性と健康を考える女性専門家の会/一般社団法人 日本家族計画協会/NPO法人 ピルコン/公益財団法人 ジョイセフ/国連人口基金駐日事務所/特定非営利活動法人 チャイルドライン支援センター/一般社団法人 包括的性教育研究協議会(CSE HUB)

8月1日(土) 松本市中央公民館(Mウイング)/Zoom配信

時間

内容

11:00

受付開始

11:45~12:00
開会挨拶

浅井 春夫(性教協代表幹事・夏期セミナー実行委員長)
田村 綾乃(現地実行委員長・性教協長野サークル)

12:00~12:30
基調報告

艮 香織(性教協幹事・夏期セミナー副実行委員長)

12:40~14:00

記念講演

安田 菜津紀 さん

テーマ 共に生きるとは何か   ―分断と排除を超えていくために、いま必要なこと―

【プロフィール】1987年神奈川県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

14:25~15:55

シンポジウム

テーマ 性教育で地域格差をなくそう!!

―子どもの実態から目を離さずに―

 性教育をめぐる「地域格差」とは、性教育実践の質や量の違いにとどまらず、子どもたちが置かれている性的環境や、子どもの人権・権利がどの程度守られているのかという状況の差として表れます。長野県はかつて、性暴力は処罰ではなく性教育によって防止できるという理念のもと、淫行処罰を含む青少年育成条例を持たない立場をとってきました。その後制定された「長野県子どもを性被害から守るための条例」は、18歳未満を対象外としつつ処罰規定を含む内容となっていますが、同時に性教育を行うことが条例に明記された点は、他県にはない特徴です。
 本シンポジウムでは、地域で性教育に取り組んできた実践・運動の視点と、子どもの人権を行政の立場から支える経験を共有し、包括的性教育が広がることで、子どもたちの性的環境や人権保障の地域差をどのように縮めうるのか、その可能性を展望します。

スピーカー
 白澤 章子 さん(りんごっ子保健室キャラバン隊)
 松本 志保 さん(松本市住民自治局平和人権共生課長)

コーディネーター
 田代 美江子 さん(性教協代表幹事・埼玉大学教員)

16:10~17:40

理論講座

テーマ 包括的性教育を深めるために「人権的アプローチ」を意識しよう

 性教育を一貫して人権教育として位置づけてきた性教協の考え方を基盤に、性の権利は人権であること、性をポジティブにとらえる視点、「からだの権利」の捉え直し、そして授業にとどまらず日常の関係性の中で人権をどう体現するかを整理します。ユネスコなどによる『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』や性の健康世界学会「性の権利宣言」を手がかりに、包括的性教育における人権的アプローチの理論的枠組みと実践につながる視点を共有します。

 渡辺 大輔 さん(性教協幹事・埼玉大学教員)

8月2日(日) タイムテーブル 松本市勤労者福祉センター/Zoom配信

時間

内容

9:30~10:00

受付開始

10:00~12:45

【午前の部】模擬授業①・分科会①~③

12:45~13:45

休 憩

13:45~16:30

【午後の部】模擬授業②・分科会④~⑥

16:45~17:15

閉会行事
・2日間のまとめ 実行委員会から
・2027年「第46回全国夏期セミナー徳島大会」実行委員会から

8月2日 午前の部 【10:00~12:45】
▼①形式 ②対象 ③サークル ④発表者 ⑤司会 ⑥コーディネーター

④・⑤・⑥

内容


















さきたま

サークル

④篠原美香
⑤阿波連実里
⑥北山ひと美

※対面のみ



養護教諭と担任のTTでつくる「からだの権利」の授業―1年生・親子参加型の実践提案―

養護教諭と担任が連携し、小学1年生の授業参観で行った実践を再現します。絵本を入り口に、からだの名称や「自分のからだは自分のもの」という権利、清潔の保ち方を親子で楽しく学びます。嫌な時は伝えてよいという境界線の概念を、保護者と共に確認し、家庭での対話に繋げる授業構成のポイントを紹介します。








石川支部

④山本佳代子
⑤金子千穂
⑥笹森史子

※対面のみ

性と「労働」について考えよう

中学校社会科公民的分野で、中学3年生の生徒は「個人の尊重と日本国憲法」について学びます。日本国憲法や基本的人権について知り、仕事と家庭の平等について考える授業を行いました。その授業の実践を報告し、性と「労働」に関する課題や今後の方策をみなさんとともに考えたいと思います。






全国児童

養護施設

サークル

④山口修平
⑤佐々木玄
⑥金子由美子

※ハイブリッド

性的虐待が及ぼす心身への影響
  ―生活臨床における
     回復への道のり―

性暴力は表面化しにくく、被害や加害の関係が潜在化しやすい特徴があります。そのため発見や予防、ケアには固有の知識と視点が求められます。本分科会では、性的虐待の構造と心身への影響、トラウマへの支援について、児童養護施設の生活臨床における実践を報告し、ケアの高度化に向けてみなさんとともに考えます。






沖縄性教協

④和田なほ
⑤安里瑞穂
⑥関口久志

※ハイブリッド

性教育がこどもたちの力になる時
―沖縄における
  外部講師の実践と
   その役割が求められる背景―

主に少年院での性教育プログラムを中心に沖縄における外部講師の実践を報告します。学校現場や地域活動の場のニーズや課題を踏まえ、外部講師だからこそ担える役割や意義を検討し、こどもたちの主体性や自己決定を支える性教育のあり方と、今後求められる連携のカタチについて考えます。

8月2日 午後の部 【13:45~16:30】
▼①形式 ②対象 ③サークル ④発表者 ⑤司会 ⑥コーディネーター

④・⑤・⑥

内容







旭川・上川サークル

④宮坂舞花
⑤佐々木さとみ
⑥樋上典子

※対面のみ

「性的同意を考える」
―「大事ではあるけど…」
     を超えるために―

性行為に関するコミュニケーションを主題とし、性的同意について知り、考える授業実践です。「性的同意をとるのは大切」「対等な関係性も大切」だとわかっているけど、「とはいえ…」というところから一歩先に深める授業を検討しています。みなさんのご意見をいただきながらブラッシュアップしていきたいと思います。






長野サークル

④羽田澄子
⑤中村智子
⑥菊池準子


※対面のみ

包括的性教育をあなたに「なーんだ そうだったのか…」の学びの体験シリーズ

「まちづくり活動支援事業」を活用した取組の紹介です。古くからの文化が引き継がれている地方の町では、「性は恥ずかしい」という概念も空気のように伝わり続けています。その空気を変えたいと、町民対象に体験型の包括的性教育を行いました。参加した90歳代の方からも「そうだったのか…」の感想が聞かれた学びの様子を報告します。






障害児・者サークル

④河村あゆみ
⑤前田恵美
⑥永田美枝子

※ハイブリッド

障害のある青年たちと学ぶ包括的性教育
―対話を重ね、
  言葉をつむぎ、
   学びが生まれる―

障害のある青年たちと「人生の主人公になり、豊かに暮らす」をテーマに進めている性教育の実践を報告します。対話を重ねながら、彼らのねがいに沿ったデート学習やふれあい等、包括的に性を学ぶ場を試行錯誤しつつ築いてきました。障害のある子どもや青年たちにとって性の学びで大切にしたい視点をみなさんと共有します。














乳幼児の性と
性教育サークル

④浦野匡子
 松﨑利香
⑤藤田淳志
⑥中野久恵

※ハイブリッド

乳幼児期の包括的性教育ガイダンスづくりにむけて

私たちは、性教育は0歳から日常の生活を通して取り組む必要があるのではないかと考え、『乳幼児期の包括的性教育ガイダンス』づくりを2022年に開始しました。これまでサークルの全国セミナー等で報告を重ねてきました。今回は、具体的なこどもの姿やおとなの対応を参加者と共有しながら、ガイダンス試案を報告します。

オプショナルツアーのご案内
 ~松代大本営地下壕見学~
日時 8月3日(月) 8:45~17:00
行先

松代大本営平和祈念館
象山地下壕
上山田ホテル(戦時下、障がい児の学童疎開を受け入れ)

ガイド
飯島 春光(松代大本営平和祈念館理事、長野県歴史教育者協議会副会長)
曲渕 紀子(長野県社会福祉士会)

募集人数 25名(県外の方を優先的に受付)
参加費 7,000円
※バス・昼食・祈念館入館料等を含んだ予定金額です。8/1・8/2のセミナー受付で現金にてお支払いください。
申込方法 こちらのGoogleFormからお申し込みください。
申込期間 5/15(金)~7/10(金)
定員に達し次第締め切ります。お早めにお申し込みください。

セミナー要項チラシ

summer_20260801

チラシをダウンロード



■一般社団法人“人間と性”教育研究協議会(性教協)本部・事務局
〒151-0071
東京都渋谷区本町1丁目7番16号 初台ハイツ1006号
TEL 03-3379-7556  FAX 03-3379-7561
※電話は火・木曜日の午後13時~16時に受け付けています。
お急ぎの場合は、Faxにて用件をお知らせください。(24時間常時受付)

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